活動報告
2022年10月19日、2023年G7グローバルヘルス・タスクフォースの対外的なアウトリーチ活動の一環として、World Health Summit(WHS)の最後のサイドイベントとして、日本国際交流センター(JCIE)、WHS、ベルリン日独センターの共催により、日独グローバルヘルス会議がハイブリッドで実施されました。日本側からは、タスクフォースメンバーに加え、関係省庁担当者が出席者し、ドイツ側からは、トーマス・シュテフェン保健省事務次官、イローナ・キックブッシュ ジュネーブ国際開発高等研究所グローバルヘルスセンター創設者・議長(タスクフォース国際アドバイザー)他、保健省関係者、教育・研究省関係者、学者、国際機関、民間財団関係者等が出席しました。
会議では、ドイツ政府が、2022年G7議長国として達成したこと、日本に引き継ぐべき課題を共有し、タスクフォースの城山英明主査より、タスクフォースでの2023年G7に向けた提言の検討状況を共有した上で、2023年G7において取り上げるべき課題について、双方の参加者が議論を交わしました。また、閉会セッションには、加藤勝信厚生労働大臣がビデオで、カール・ラウターバッハ保健大臣がオンラインで参加し、加藤大臣からは来年のG7に向けた抱負が述べられ、ラウターバッハ大臣からは今年のG7の振り返りと共に、日本への期待が表明されました。
なお、本会議は、イローナ・キックブッシュ議長、勝間靖早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授主導でベルリン日独センターの支援を受けて2016年より開始し、1~2年に1回の頻度で実施されているもので、本会議が4回目の開催となりました。