活動報告
日本国際交流センターは、2020年5月29日に、「外国ルーツ青少年未来創造事業」業(SYDRIS)の一環として、第一回「外国ルーツ青少年未来創造事業・ネットワーク会議」をオンラインによる遠隔会議の形式で開催しました。
本ネットワーク会議は、本事業に採択された7つの事業を実施するコンソーシアム型を含む8つの団体による交流・情報共有を図りながら、外国ルーツ青少年にかかわる多様なセクターとのネットワーキングを目的としています。第一回目となる今回の会議では、採択された助成事業を実施する8つの団体の関係者約30名が出席し、各団体の活動への理解を深めるとともに、外国ルーツ青少年未来創造事業の意義やネットワーク会議の目的・方向性を共有しました。
まず最初に、毛受敏浩執行理事から、日本に暮らす外国ルーツ青少年が人口減少・高齢化が進行する日本社会において日本の将来を切り開く存在として、日本社会の活性化・再生のカギを握る存在となりうることを述べ、参加者から賛同が寄せられました。
つづいて、各団体の代表から、団体の紹介とあわせて大都市部や外国人集住地域、散在地域などそれぞれが活動する地域の特徴・ニーズに応じて行っている活動が紹介され、活動改善に向けたノウハウ等も共有することができました。また、地域や取り組む分野は異なっても外国ルーツ青少年が教育や就労、社会参画等において十分な支援が受けられるように、社会的・制度的環境及び支援体制の改善が必要との問題意識や課題を再確認しました。
また、今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、外国ルーツ青少年とその家族が生活、経済面で影響を受け、より一層厳しい状況に置かれるなか、各団体がオンライン学習支援の開始や既存のオンライン学習支援の拡大、外国ルーツ青少年とその保護者のための相談体制の強化や多言語情報の発信、経済的な困窮に直面した外国人向けの食糧の提供など多岐にわたる活動を展開して対応にあたっていることが報告されました。
資料
・参加者
・議事録
ネットワーク会議参加団体及び活動紹介
団体名 | 紹介資料 |
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