活動報告
2012年のIMF・世界銀行(世銀)年次総会開催に合わせて、UHCに関する日本・世銀共同研究の中間報告に基づくラウンドテーブルを当センター、世銀、財務省の共催で実施した。
プログラム
9:30 | 開会 渋澤 健(公財)日本国際交流センター理事長 |
9:30-9:40 | 冒頭挨拶及び会合趣旨説明 武見 敬三(公財)日本国際交流センターシニア・フェロー[総合司会] |
9:40-9:50 | UHCに向けた戦略策定及びその実施に伴う好機と課題 ニコール・クリンゲン 世銀人間開発総局保健・栄養・人口セクター局長代行 |
9:50-11:50 | セッション1:UHCを維持する上での成功例と課題―日本から世界への教訓 司会: マイケル・ライシュ ハーバード大学公衆衛生大学院武見太郎記念国際保健学教授 スピーカー: 日本事例研究中間報告 池上直己 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授 財政余地の管理手法に関わる日本の経験 西村周三 国立社会保障・人口問題研究所所長、京都大学大学院名誉教授 保健人材政策に見る日本の経験 小寺 清 独立行政法人 国際協力機構(JICA)理事 ディスカッサント:ポンピス・ジョングドンス 保健システム研究所所長(タイ) |
11:50-12:30 | セッション2:UHCを維持する上での成功例と課題―フランス及びその他の先進国の研究進捗報告 司会: マイケル・ライシュ スピーカー:マイケル・ボロウィッツ 経済協力開発機構(OECD)シニア・ヘルス・エコノミスト 討議 |
13:30-15:00 | セッション3:UHC-途上国にとっての課題と好機 司会: 前田明子 世銀リード・ヘルス・スペシャリスト 3-A:中所得国の事例
ディスカッサント:ソンマン・クオン、ソウル国立大学保健経済政策学部学部長兼教授 |
15:15-16:45 | 3-B:低・中低所得国の事例
ディスカッサント:ジョセフ・クッツィン、世界保健機関(WHO)保健財政策コーディネーター |
16:45-17:15 | 全体討議 司会: 前田明子 |
17:15-17:30 | 閉会挨拶 武見敬三 タマール・マニュエリアン・アティンク 世銀人間開発ネットワーク担当副総裁 |
(注)UHCとは「すべての人が適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、必要な時に支払い可能な費用で受けられる状態」(WHOによる定義)