活動報告
2023年2月28日に「外国ルーツ青少年未来創造事業」(以下、SYDRIS)の一環として、日本国際交流センター(JCIE)と生団連(国民生活産業・消費者団体連合会)と共同で実施している「外国ルーツ青少年未来づくり検討会」の第4回勉強会がオンラインで行われ、約34名のメンバーが参加しました。今回の勉強会は、教育分野における企業の社会貢献活動をテーマに、SYDRISと住友商事株式会社(以下、住友商事)の社員参加型の社会貢献活動プログラム「100SEED」との連携事業についての報告と質疑応答が行われました。
一時間の勉強会は3部構成で開催されました。第1部では、住友商事サステナビリティ推進部の三浦由美子氏に登壇いただき、「住友商事の社会貢献活動100SEED」について、同社が外国ルーツの子どもたちの教育支援活動に取り組んだ経緯とその活動内容について報告いただきました。
第2部では、住友商事リテイル事業第一部の大河内和佳子氏より、同氏が参加した東京都の団体「さぽうと21」での外国ルーツの子どもたちへの学習支援について、具体的な活動の紹介が行われました。
第3部の質疑応答では、オンライン上での活発な意見交換がなされました。外国ルーツの子どもたちが実際にどのような興味、関心を持っているかということから、活動への社員の参加率や参加率を上げるための働きかけまで、幅広い話題が取り上げられ、外国ルーツ青少年の支援に関するプロボノ活動への関心の高さがうかがえる勉強会となりました。
参考
・住友商事株式会社100SEED「外国ルーツの子供たちが、安心して学べる社会を」
過去の勉強会