活動報告
日本国際交流センター(JCIE)では、日米両国の若手政治リーダーの交流を目的として、米国青年政治指導者会議(ACYPL)との共催で「日米青年政治指導者交流プログラム」を実施しています。例年は、約10日間にわたり両国の若手地方議員や政治関係者などの代表団が相互に訪問し、ワシントンDCや東京および地方都市2か所に滞在し、政治、経済、社会の課題に関してブリーフィングを受けるなど交流を深めるプログラムを行っていますが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンラインにてブリーフィングセッションを開催しました。
3月10日~31日にかけて、「日米青年政治指導者オンライン交流プログラム」と題して、超党派9名での地方議員や政党職員で構成された日本代表団向けブリーフィングを7回シリーズで行いました。本プログラムで訪日したアルムナイである全米各地の地方政治家をはじめ専門家や国務省高官をスピーカーに迎え、「米国の政治・選挙システム」、「バイデン政権の外交政策」、「企業と政府の関係」「地方政治における取り組み」、「2020年大統領選挙」「米国社会の分断の現状」「日米関係」をテーマに、ブリーフィングを受け、活発に意見を交換しました。
1973年の開始以来、日米青年政治指導者交流プログラムの参加者は、日米両国で延べ約300名にのぼり、歴代の参加者の間で世代を超えた広範なネットワークが形成されています。本プログラムは、国際交流基金日米センターおよび一般財団法人MRAハウスからの助成で実施しています。
今回のプログラム参加者は、以下のとおりです。
参加者
木下 富美子 東京都議会議員(都民ファーストの会)
清水 康子 東京都議会議員(都民ファーストの会)
高木 真実 自由民主党本部広報本部主事
塚本 剛志 名古屋市議会議員(立憲民主党)
中村 隆宏 墨田区議会議員(立憲民主党)
中村 真大 公明党政務調査会主任
橋口 海平 熊本県議会議員(自由民主党)
安居 知世 石川県議会議員(自由民主党)
プラニク ヨゲンドラ(よぎ) 江戸川区議会議員(立憲民主党)
(五十音順、肩書きはプログラム参加当時)