活動報告
日本における政治リーダーシップの不在は、一国のガバナンスの問題を超えて、東アジア、国際社会への影響も大きなものとなりつつあります。本研究プロジェクトでは、30~40才代の若手研究者をメンバーに、日米の政官財学界にて指導的役割を果たす人物へのインタビュー、東京・ワシントンでのワークショップを通じて、政治リーダーシップのありかたについて次世代からの提言を行いました。また日本の若手研究者が米国の研究者とネットワークを構築し、国際的な政策論議に参加する機会を設けることで、グローバルに通用する人材育成も目的としました。
本研究プロジェクトは、スミス・リチャードソン財団および(財)MRAハウスの助成を得て実施し、最終的な成果はLooking for Leadership: The Dilemma of Political Leadership in Japan (JCIE刊)として2015年12月に刊行しました。
研究体制
メンバー | |
内田 優香 | フライシュマン・ヒラード・ジャパン シニア・アドバイザー、元外相秘書官 |
越智 隆雄 | 衆議院議員、日本の未来研究所理事長 |
斉藤 淳 | ロゴス・エデュケーション代表、元衆議院議員 |
佐橋 亮 | (公財)日本国際交流センター リサーチ・フェロー、神奈川大学法学部准教授 |
竹中 治堅 | 政策研究大学院大学教授 |
細谷 雄一 | 慶應義塾大学法学部教授 |
森 聡 | 法政大学法学部教授 |
ジェームス・ギャノン (James Gannon) |
米国法人日本国際交流センター事務局長
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シニア・アドバイザー | |
田中 均 | (公財)日本国際交流センター シニア・フェロー、(株)日本総研国際戦略研究所理事長 |
ジェラルド・カーティス (Gerald Curtis) |
コロンビア大学教授 |