お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)は、10月13日(金)に、公開シンポジウム「より安全な国際移住のための仕組みとはー当事者の目線から創るつながりを目指してー」を、ウェビナーにて開催します。
JCIEでは、公益財団法人トヨタ財団の国際助成を得て、「越境的移動における情報保障の社会基盤-公正で安定した移住の実現に向けて」(以下、情報保障事業とする)を実施してきました。本事業では、日常的に情報から疎外されやすい、ろう者、難聴者、知的障害者などの「知る権利」を保障するコミュニケーション支援として取り組まれてきた「情報保障」の枠を拡げ、外国人や移住労働者が新しい国で生活する前に、受け入れ国の制度、労働条件、生活環境などに関する情報にアクセスできるよう支援し、また「移動後」のホスト社会での情報アクセシビリティの向上と同時に、アカウンタビリティ強化の観点からも取り組んできました。
本シンポジウムでは、送出し国であるネパール、ミャンマーから、留学生、技能実習生、特定技能という仕組みを活用して日本に移動する人々、また、韓国における海外から労働者を受け入れる制度である雇用許可制度に基づいて韓国に移動する人々を巡る「仕組み」を比較、報告する予定です。登壇者には、日本と韓国での雇用と生活に関する情報提供を行う日本語・韓国語学校と送出し機関の関係者のほか、移住に関する様々な情報提供や問題の解決に取り組む移住者のコミュニティ、市民社会、外国人を雇用する企業の関係者を迎え、議論を行います。
ぜひご参加ください。
以下の申込フォームよりご登録の上、ご参加ください。(登録締切:10月13日(金)10時(日本時間))
概要
日 時: 2023年10月13日(金)14時00分~16時30分(日本時間)
方 法: オンライン(zoomウェビナー)
言 語: 日韓・日英同時通訳
参加費: 無料
プログラム
プログラムの詳細および登壇者プロフィール:日本語(Japanese)、英語(English)
開会挨拶
報告「ネパール、ミャンマーから日本、韓国へ移動する人々」
報告者: 李 惠珍(公益財団法人日本国際交流センターシニア・プログラム・オフィサー)
パネルディスカッションⅠ
「日本、韓国での就労・生活を選択する人々:ネパール、ミャンマーの声、役割」
モデレーター
LEE WAN アジア人権文化連帯共同代表
パネリスト:
ネパール及びミャンマーの日本、韓国への送出し関係者(日本語・韓国語学校、送出し機関)
パネルディスカッションⅡ
「移動する人の『知る権利』を保障するために:受入れ側の役割」
モデレーター:
毛受 敏浩 公益財団法人日本国際交流センター執行理事
パネリスト:
LEE WAN アジア人権文化連帯共同代表
SOE MOE THU 在韓ミャンマー労働者福祉センター運営委員長
Bhupal Man Shrestha エベレスト・インターナショナル・スクール前理事長
井上 泰弘 一般社団法人大阪外食産業協会副会長
閉会挨拶
狩野 功 公益財団法人日本国際交流センター理事長
問合せ
公益財団法人日本国際交流センター グローバルな人の移動事業担当 youth@ jcie.jp
(送信する際は、@の前のスペースを削除してください)