お知らせ

日本国際交流センター(JCIE)が協力した対談の記事「パンデミックと気候変動 第一人者同士が語る処方箋」が日本経済新聞に掲載されました。国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP-FI)特別顧問の末吉竹二郎氏と、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)のピーター・サンズ事務局長による対談です。それぞれの分野でグローバル課題解決のための組織を率いているお2人には、金融界出身という共通項があります。気候変動とパンデミックの関係、企業、金融の役割など多岐にわたる対談を是非ご覧ください。

 


「パンデミックと気候変動 第一人者同士が語る処方箋」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD136HH0T10C23A3000000/
2023年3月22日 日経新聞 科学記者の目 滝順一編集委員 (全文を読むには登録が必要です)


「問題は人間が成長に伴う外部不経済性を認識することにたけていない点にある。畜産や野生動物へのプレッシャーが人獣共通感染症を生みだす。人々が豊かで長寿になるのは望ましいが、その過程で自然環境を破壊してはいけない。」(サンズ氏)

 

パンデミックと気候変動、生物多様性の喪失は別個の問題のように見えるが「別々の原因で起きているのではなく、根っこはつながっている。(中略)企業や金融界の人に求めたいのは、私たちは世界とのつながりの中でしか生きていけず、地球規模の問題は全て自分に関わるとの認識を持つことだ。健康な世界があって初めてビジネスがサステナブルになるという基本認識を持つべきだ。」(末吉氏)

サンズGF事務局長、UNEPFI末吉氏対談

 

 


日本国際交流センター(JCIE)は2004年より、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)を支援する日本の民間イニシアティブ「グローバルファンド日本委員会(FGFJ)」を運営し、低・中所得国の感染症対策における日本の国際的役割の強化をはかっています。

 

 

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