お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)では、2022年3月より、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)とコンソーシアムを組み、休眠預金等交付金を活用した「在留外国人への緊急支援と持続的な体制構築」(SAFOR)を実施しております。
このたび、全国の在留外国人を支援する団体を対象に助成公募を行い、助成対象事業(助成総額:1億5千万)が決定しました。助成公募には、16団体の応募があり、移民・外国人関連政策や市民公益活動のガバナンス・コンプライアンス体制等の外部の専門家ら5名により構成された選考委員会の厳正なる審査により、9団体の事業が採択されました。
採択された9つの事業は、長引くコロナ禍で生活困窮状態に陥った在留外国人を対象に、食料や一時的居住の場の提供、医療支援を行う「緊急人道支援」と、言葉の壁による情報取得、失業・収入減による不安定な生活の支援や、社会のセーフティネットへのアクセスなどに困難を抱える在留外国人への相談・同行支援、日本語教育、就労支援を中心とした「自立支援」を行います。また、支援の質の向上に向けた関連機関との連携による事業運用の体系化、広報、ファンドレイジング、アドボカシー・啓発活動などを通して持続的な支援に向けての社会資源の開発に資する活動が実施される予定です。
JCIEはJPFと共同し、事業実施後を見据え、日本社会において在留外国人が孤立することなく、自ら生活基盤を構築するために求められる適切な支援が受けられる体制づくりに向けて取り組んでまいります。
採択事業
選定のプロセス
- 公募期間:2022年3月16日~2022年4月12日(公募情報の詳細は、こちら)
- 公募説明会:2022年3月24日(オンライン)
- 事前相談の実施:2022年3月24日~2022年4月8日
- 応募締め切り:2022年4月12日(応募団体の詳細は、こちら)
- 選考委員会: 2022年4月14日(本審査会)
- 内定団体の決定:2022年4月14日(選考委員会の審査結果を受け、JCIEの理事等による会議にて決定)
- 応募団体への審査結果通知:2022年4月15日