日本国際交流センター(JCIE)は、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)との共催で、 公開ウェビナー「Why Oral Health Matters for an Aging Asia -Addressing Oral Health in the Context of Healthy Longevity」(オーラルヘルスと健康長寿~高齢化するアジアにおける口腔保健の重要性~)を開催します。
日本の8020運動を始め、健康長寿に不可欠なオーラルヘルスへの取り組みや今後の課題・展望について、各国の専門家を招きそれぞれの視点から議論を展開します。
日時:9月8日(水)日本時間午前10時ー11時
言語:英語
ウェビナー終了後、こちらからアーカイブスをご覧いただけます。
講演者一覧:
Moderator
YASUHIKO SAITO, Research Project Professor, College of Economics, Nihon University, Japan; Senior Advisor on Population Ageing, ERIA
Presenters
BEI WU, Dean’s Professor in Global Health and Director for Global Health and Aging Research, New York University, Rory Meyers College of Nursing
TAMOTSU SATO, Vice President, Japan Dental Association; Vice President, 8020 Promotion Foundation (Video Presentation)
MIDORI TSUNEISHI, Chief Researcher, Japan Dental Association Research Institute; Director, 8020 Promotion Foundation (Video Presentation)
VORAMON AGRASUTA, Head of Oral Health System Development, Bureau of Dental Health, Department of Health, Ministry of Public Health, Thailand
HIROSHI OGAWA, Head and Professor, Division of Preventive Dentistry, Faculty of Dentistry & Graduate School of Medical and Dental Sciences, Niigata University, Japan
主旨・講演者のプロフィール等の詳細はこちらの案内をご覧ください。
関連情報
JCIEでは、アジアの高齢化と地域内協力事業の一環として、日本を含むアジア各国が保健・医療や社会福祉分野での政策・施策の面で、他国に共有できる経験・知見を紹介する英文レポート「AHWIN Papers」を定期的に発行しています。第2号の“The Impact and Future of Japan’s 8020 Campaign“(著者:恒石 美登里1、佐藤 保2 (1. 日本歯科総合研究機構、2. 日本歯科医師会)では、日本歯科医師会及び8020推進財団が推奨する「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という、日本の国民運動 “8020(ハチマル二イマル)運動”をテーマに取り上げました。
8020運動は1993年時点において10.6%の達成率であったのに対し、2016年には50%以上がその目標を達成しています。本レポートでは、8020運動が顕著な成果を上げた要因、健康な歯が高齢者の健康長寿と社会にもたらすインパクト、そして、日本がアジア諸国に共有すべき経験や教訓等について、広く論じられています。
9月8日のウェビナーでは著者の佐藤保8020推進財団副理事長および恒石美登里8020推進財団理事よりレポートの内容について報告いただきます(動画出演)。