お知らせ
2020年、JCIE設立50周年の佳節に、これまでJCIEが、初代理事長山本正を中心に設立前から関わってきた下田会議や日米議員交流をはじめとした日米政治・議会交流の諸事業に関して、散逸した当時の資料の取りまとめと歴史的意義や時代背景、各年代のトレンドなどを踏まえた分析を行うプロジェクトを立ち上げました。何回かの事務所移転により、デジタル記録のない時代の資料について残念ながら保管のないものも多く、関係者の記憶や証言をまとめつつ作業を行い、JCIEの立場からみた日米政治・議会交流史を編むことができました。50年の歴史は重く、報告書は膨大なページ数を擁することから、「歴史編」と「資料編」に分けて公開します。
今回公開する「歴史編」では、設立以前から初代理事長山本正と共に日米政治・議会交流に関与してきた専務理事・事務局長の勝又英子が、JCIE設立への道のりや歴史の一ページとなったエピソードの舞台裏を紹介すると共に、日米関係の時代的変化およびそれに伴う日米政治・議会交流の変遷について分析した論考を寄せています。また、現JCIEおよびJCIE/USAの理事であり、下田会議や日米議員交流の仕掛人としてJCIEの事業を支えてきたジェラルド・カーティス コロンビア大学名誉教授、同じくJCIE/USAの現理事であり、リサーチフェローとしてJCIEに勤務経験もあるチャールズ・モリソン前イースト・ウェスト・センター理事長が、各時代の貴重な証言を交えて日米政治・議会交流の歴史とJCIEが果たしてた役割について論じています。
なお、本事業は、国際交流基金日米センター(CGP)の助成で実施したものです。
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