お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)は、国際秩序と普遍的価値が現在どのような脅威にさらされているのかを理解し、日本としてどのような政策を展開できるのかを検討する研究プロジェクト「民主主義の未来 -私たちの役割、日本の役割」(英語名:Democracy For the Future) を2018年より開始しています。
2020年初頭に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生して以来、現在も世界的に感染が拡大しています。これまでの前提を覆す程の影響力を持つと同時に、研究プロジェクトのメインテーマである民主主義に対しても、プラス及びマイナス両方の大きな影響があることを踏まえ、4月1日に公開した「民主主義の未来」ウェブサイトに、「新型コロナウイルス感染症と民主主義の未来」の特集ページを設けました。
特集ページには、民主主義の未来研究会メンバーそれぞれの専門的立場による、「新型コロナウイルス感染症と民主主義の未来 」についてのオリジナルエッセイ他、関連ニュース、リソースを紹介しています。(下のバナークリックよりページに移動できます)
特集ページURL http://democracy.jcie.or.jp/covid-19/
民主主義の未来ウェブサイト: http://democracy.jcie.or.jp/
民主主義の未来プロジェクトの概要
冷戦終結により共産主義は自壊し、勝利した自由と民主主義が世界に拡散していくと信じられていました。ベルリンの壁崩壊から30年が経った今、世界各地では権威主義的統治手法が拡大し、先進民主国でさえポピュリズムの台頭でぐらつき始めています。今日の世界において、民主主義は顕著に後退していると言っても過言ではありません。
こうした問題意識を踏まえ、JCIEは、国際秩序と普遍的価値が現在どのような脅威にさらされているのかを理解し、日本としてどのような政策を展開できるのか検討する研究プロジェクト「民主主義の未来 -私たちの役割、日本の役割」を2018年に開始しました。
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