お知らせ
『三田評論』 2018年5月号 (慶應義塾大学)に掲載された 国分良成慶応義塾大学客員教授(元法学部長)による「義塾を訪れた外国人第25回ーボノ(U2) 」で、 日本国際交流センター(JCIE)の故山本正理事長が、世界的なロックスターであるU2のボノを慶應義塾大学に繋いだ経緯が紹介されました。
慶應義塾大学は2008年5月にボノ(U2)名誉博士号を授与しました。同大学とJCIEは、2004年から2008年にかけて、財団法人 渋沢栄一記念財団の資金援助により、「渋沢栄一記念財団寄附講座」を実施していましたが、慶應義塾大学創立150周年にあたる2008年度は特別な趣向を凝らすこととなり、その講師として、 理事長の山本正(故人)、事務局長の勝又英子が提案したのがボノでした。ボノはアフリカ開発や貧困削減に熱心に取り組むことで知られ、JCIEが日本委員会を運営するグローバルファンドのサポーターでもあります。慶應義塾大学での講演の2年前の2006年11月末~12月初頭にかけて来日した折には、ボノと日本側有識者によるアフリカ懇談会の開催や、エイズと貧困問題に関する啓発を目的とするRED & WHITEレセプションの開催に協力するなど、ボノや彼が主宰するNGOと連携しています。