お知らせ
「トライラテラル・コミッション」(Trilateral Commission)は、1973年に日本・北米・欧州の各界を代表する民間指導者が集まり、「日米欧委員会」として発足した民間非営利の政策協議グループです。マクロ経済政策、国際通商・金融、政治・安全保障、エネルギー・科学技術等、国際社会の諸問題について共同研究と討議を行い、相互理解を深めるとともに、政府、民間の指導者に対して政策提言を行うことを目的としています。年次総会および北米、欧州、アジア太平洋の各地域で地域会議を年1回開催しています。
2017年度のアジア太平洋委員会地域会合を、11月24日(金)から26日(日)にかけ、東京にて開催しました。東京地域会合では、「日本の政治・経済の現状と課題」、「アジア経済の展望(1):OBOR & アジアマーケット」、「アジア経済の展望(2): 通商の新しい枠組み」、「アジアの安全保障(1)アジア諸国の紛争、テロ」、「アジアの安全保障(2)北朝鮮」、「AI革命-経済・技術、政治、社会へのインパクト」、「社会の課題-人口減少と高齢化、都市化、 雇用」、「世界秩序の変化と東アジア」等について討議を行いました。また、平木大作 経済産業大臣政務官によるスピーチや、杉山晋介 外務事務次官主催ディナーレセプションが開催されました。
次回、三極委員会総会は、2018年3月23日(金)から25日(日)にかけて、シンガポールで開催予定です。