お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)では、渋沢栄一記念財団の助成により、「外国人材の受入れに関する円卓会議」を実施しています。多様なセクターの代表者をメンバーとして迎えて、これまで発起人会合を含め三回の会合をもち、人口減少という日本社会の構造変換のなか、外国人の受入れと共生社会を考える上で必要な視点について議論を行ってきました。また、外国人を労働者としてのみみるのではなく、日本で働き、生活し、家族を持ち、子どもを生み育てる、社会の構成員としてどう位置づけていくかについて議論を重ね、日本に暮らす外国人に関わる制度の法制化とビジョンを提言としてまとめることになりました。
2019年3月25日に、円卓会議の共同座長である国松考次未来を創る財団会長、大河原昭夫日本国際交流センター理事長、円卓会議の事務局長である毛受敏浩日本国際交流センター執行理事が、山下貴司法務大臣を表敬いたしました。「外国人とともに創る日本の未来ビジョン」及び「在留外国人基本法」要綱案を手交し、外国人受入れに向けてのビジョンと外国人の統合政策を進める上で基本となる法案の必要性について説明し、提言の内容に関して意見交換を行いました。