活動報告
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のピーター・サンズ事務局長が、2018年4月23日-24日にかけて日本を訪問しました。2018年3月にグローバルファンド事務局長に就任したサンズ事務局長にとっては、今回が就任後初めての来日となりました。
サンズ事務局長は、訪日中、加藤勝信厚生労働大臣、中根一幸外務副大臣への表敬訪問のほか、グローバルファンド日本委員会アドバイザリー・ボードや市民社会代表などとの意見交換、主要メディアの取材などを行いました。
2002年のグローバルファンド設立以来、世界中のパートナーと共に積み重ねてきた努力の成果によって、世界三大感染症の新規感染数や感染による死亡者数を大きく減少させてきたことを語る一方で、HIV/エイズ・結核・マラリアそれぞれにおける課題や、今とられるべき新たなアプローチの形について言及しました。さらに、日本国際交流センター(JCIE)と国際エイズ学会(IAS)の共催で24日に行われた公開シンポジウム「エイズ流行の終息をめざして―2030年までの国際目標達成に向けた科学・コミュニティ・政治の役割を探る―」にも登壇し、HIV/エイズ対策における資金確保のためのメソッドや、成果を上げるための取り組みについて議論しました。
来日中のプログラムや主要メッセージの詳細は、FGFJのホームページをご覧ください。
JCIEは2004年より、