活動報告
日本国際交流センター(JCIE)は、日米両国の若手政治リーダーの交流を目的として実施している「日米青年政治指導者交流プログラム」の米国側カウンターパートである米国青年政治指導者会議(ACYPL)との共催で、7月22日、”Pandemic to Podium :Perspectives from Japan”(邦題「パンデミックからオリンピックの舞台へ:コロナ対策、日本からの視点」と題するウェビナーを実施しました。このウェビナーは、米国青年政治指導者会議(ACYPL)が、各国のコロナ対策やコロナを巡る政治や社会課題をテーマに連続開催しているACYPL Virtual Town Hall Seriesの一環として、オリンピック・パラリンピック開催直前の日本を取り上げ、当センターが共催に名を連ねたものです。
当日は、4名のパネリストが登壇し、日本のコロナの感染状況や緊急事態宣言など感染抑止策の政策形成過程、ワクチン接種の推進状況について、データに基づいた分析や日本の取り組みの具体例および直面する課題などについて、それぞれの立場から状況の報告を行いました。また、オリンピック・パラリンピックについては、東京への誘致に至る過程、コロナ前とコロナ後におけるオリンピック・パラリンピック開催に対する世論変化、コロナ禍での開催に際しての感染対策、延期や無観客に伴う経済的損失などについて客観的な議論を行いました。最後に、異例な状況で開催される今回のオリンピック・パラリンピックの意義や世界の人々にどのように記憶されていくか、各パネリストが考えを披歴しました。
なお、本プログラムは、国際交流基金日米センターからの助成で実施しました。
録画映像は、以下よりご覧頂けます。(英語副音声のみ)
パネリスト(五十音順)
尾島 紘平 東京都議会議員(都民ファーストの会、2015年度日米青年政治指導者会議交流プログラム参加者)
下司 佳代子 朝日新聞科学医療部記者
小林 孝一郎 岡山県議会議員・医師(自由民主党、2011年度日米青年政治指導者会議交流プログラム参加者)
竹谷 とし子 参議院議員(公明党)
モデレーター
オージェ―・オレカ ケンタッキー州私立大学協会理事長(2019年度日米青年政治指導者交流プログラム参加者)